何故、ポルトガル? scene.02

落日を拾いに行かむ海の果て
と、檀は刻み残した。何故、檀も自分も或いは少数の葡萄牙を愛する者達はこの地味な小国に惹かれるのだろうか?

それについては今までも何度も触れてはいる。
料理もワインも言語の響き(ブラジルとは違う)もサッカーも歴史もポウザーダも魅力だが、基盤となるのは人と自然だろう。
ポルトガル人のラテン系にしては控え目で大人しい、少し照れ屋で素朴で暖かい性質。
しかもさり気無くプライドも高く、結構頑固・・・な所は自分の性質と被る。真面目で一種の勤勉さを持つ・・・
今も働き者の印象は損なわれてはいない。
 自分をあまりアピールしない分、他人に譲るのだろうか、人当たりが柔らかく感じられる。意外と外国語が上手いとか、闘牛では牛を殺さないとか、南米の攻略のし方がスペインと違うとか、そうした所にもこの優しさが滲み出ているのではないかと思うのは浅はかだろうか?
ではその優しさは何処から来るのか?昔から様々な人種が交じり合って・・・と言うのなら、他のロマンス語国も同様だから
あまり人種的なものだとは思わない。むしろ環境だと思う。